いつもの白いさくら

日記がわり

今年の冬の岩見沢

今年は気象状況がおかしい。

ここまで暖かい日が多い年は、ここに引っ越してきて20年になるが初めてではないだろうか。

というか、北海道に移住してからも初めてのような気がする。

マイナスにならないわけでは無いのだが、雪が降った翌日や翌々日に南風になって、気温が上がる。

また数日経つと北風に変わって雪が降る。

これを繰り返し、プラス気温になる日が今年は本当に多い。

 

そして、豪雪地帯といわれた岩見沢だが、12月こそ観測史上最多を記録した日もあるが、それ以外は雪が降りまくるような日は続かず、1週間の間に晴れと雪が繰り返す感じになった。

そして、うちは岩見沢の南の方で栗山町に近いので、その観測史上最多を記録した12月22日でも、多少降りはしたが晴れ間も見えた。

そんなわけで、去年に比べても今年は雪が少ない。

雪かきしなくても済むということはほとんど無いが、朝起きて玄関が開かないというような事は今年はまだ起きてない。

まあ今後起こる可能性もあるが。

 

昨日今日は、石狩地方に早くから暴風雪警報が出た状態で、札幌から北広島~恵庭~千歳というほぼ縦に風が流れたこともあって、岩見沢は晴れ間が見えていた。

真北や北北西の風だと、暑寒別岳という留萌のちょっと南にある山に雪雲が当たって、岩見沢まで流れてこないのだ。

岩見沢が豪雪地帯というのは、冬にはほとんどが西風になり、石狩湾から直接岩見沢の方に雪雲が流れてくるので、どうしても降り続く状態になってしまう。

12月22日はまさにそれだった。

しかし昨日今日はその風向きが北風となっていたがために、石狩湾の雪雲が西から東に流れずに、北から南に抜けていった。

そのため、石狩湾から札幌を直撃し、そのまま南に流れて千歳まで行ってしまった状態だった。

 

しんしんと降るような雪は少なく、降るときは暴風を伴った雪になり、夏に起こるゲリラ豪雨と同じ事が冬にも起こっている。

こういうのは温暖化による現象なんだろうなと実感してしまう。

雪もサラサラ、フワフワの雪にならず、気温が高いのでずっしり水分を含んだ雪で、雪かきがかなりしんどくなる。

新潟や北陸のように、岩見沢でも消雪装置が使えるぐらいにまで温暖化になってしまうんだろうか。