いつもの白いさくら

日記がわり

特急の指定席化とエアポート増便

JR北海道も特急の全席指定を進めていくという話だ。

来年のダイヤ改正で、北斗、すずらん、おおぞら、とかちは全車指定席、ライラックとカムイは5両中3両を指定席にするらしい。

それ以外の特急は記載が無かったので今まで通りなんだろう。

ちょっとニュースリリースではなく、道新の記事に出たので、それ以外のことはよくわからないな。

 

まあ正直、たった500円の差で数時間乗る特急で座れない可能性がある、ということを考えると指定席を取りたくなるので、指定席が多くなるのは利用者としてはありがたいが、自由席派の人は値上げって事だな。

789系1000番台で使われる、カムイとすずらんの場合、指定席はこれまで4号車だけで、その4号車はグレードアップ座席の車両だったはずなので、その他の車両も指定席となった場合に、シートに差が出来てしまうのはどうするんだろうね。

特に金額が変わらないのなら、4号車が人気になりそうね。

 

そして、快速エアポートを時間帯限定で毎時5本から毎時6本に増やすらしい。

千歳線はかなり列車本数がキツキツだったはずだが、まだ増やせる余地はあるのね。

まあ9時~16時の限定らしいので、通勤通学時間を避けた時間帯で、その余裕も埋めるってことなのかね。

逆に、日中の空港利用者には使いやすくなる。

毎時6本ということは10分間隔ということなので、空港での待ち時間が減るし、座れる可能性も多くなるので、ありがたいことだ。

またこれで、北広島停車の列車が増えるので、ますます北広島のアクセスが改善して、北広島が住みやすい所になりそうだな。

 

快速エアポートとは別に、区間快速なるものも新設するらしい。

新千歳空港~北広島は各駅停車で、北広島から札幌までを快速運転する、ということなので、快速エアポートに乗る空港利用者と沿線利用者の棲み分けを図るもののようだ。

恵庭市千歳市住民にはJRが使いやすくなるね。

 

千歳線は、北広島のFビレッジを皮切りに、沿線の開拓が進み、JR利用者増が見込まれるので、どんどん改善されるね。

北海道新幹線の札幌延伸が完成すれば、特急北斗の分、線路容量が空くので、さらに普通列車や快速列車の設定も可能になるので、北海道ではまれに見る過密路線になりそう。

北斗がすべて無くなると、苫小牧や室蘭へのアクセスが不便になるので、すずらんの増便はありそうだけど。

もしかすると、とかちを何本かおおぞら化して、おおぞら・とかちを統合して本数を減らすかもね。

現在、おおぞら・とかちで使用するキハ261系は基本4両編成なので、5両化や6両化して1列車の座席数は確保しつつ、本数を減らすというのはありそうな話。

以前はキハ283系のおおぞらは6両が基本編成だったはずなので、今4両となっているということは利用者は減っているんだろうから、キツキツの千歳線を空けるには、おおぞら・とかち系統が真っ先に目を付けられそうだ。

 

さらにこれ以上、千歳線を改善するには、長編成化が必要になりそうだ。

快速エアポートを長編成にするには、新千歳空港のホーム延長が必要になるので一筋縄ではいかないと思うが、運転本数を増やすのに限界がきたら、もう後は車両を増やすしか無い。

快速エアポートだけでも8両化ぐらいできれば、毎時5本でもかなり混雑の改善になりそう。

また、JR北海道の電車系は基本3両編成なので、そろそろ4両編成化してほしいところ。

さすがに通勤時間帯で3両で走っている列車は混み混みで、1両増えるだけでもかなり改善すると思う。

混み混みだからといって2編成6両化するとガラガラになってしまうので、3両で走るのはわからんでも無いけど、それこそ岩見沢方面ですら3両では混雑するので、基本4両化はお願いしたいところだ。