ホンダから、CR-Zが到着したという連絡をいただいて、見に行くことにした。
見に行くと行ったって、購入することは決まっている(というか、取り寄せ品となるのでキャンセル不可)ので、契約しに行ったようなもんだったが。
CR-Zは走っているのはたまに見るが、目の前でまじまじと見るのは初めてだ。
小さなクルマだとはわかっていても、CR-Vやオデッセイなどの大きなクルマに乗り慣れている自分としては、かなり小さく、そして低く感じる。
そもそも、屋根が見通せるというのが新鮮。
そして、リアフェンダーの張り出しがこんなにも大きいとは。
それが意図したデザインであることはわかっているが、こういうクルマに乗ることがこれまでほとんど無かったので、これも新鮮。
室内はそれこそパーソナルな雰囲気で、ドライバーに向けてほぼすべてのスイッチ類が向いている。
メカ的な所は全くわからないので、とりあえず調べていたことだけ確認することにした。
まず、CR-Zで持病と呼ばれている2つの点について確認する。
一つはドアヒンジ。
内部の構造的な問題なのか使用部品の問題なのか、夏場にドアが開かなくなる問題が有るらしい。
幸い、このCR-Zではドアが開かないということは無かったが、運転席側と助手席側とでヒンジの動きの堅さが違う。
運転席側の方がよく使われていたからか軽く引くことが出来た。
もう一つは、ポジションランプ切れ。
ZF1だけの持病らしいが、ZF1のポジションランプは4つの球で構成されていて、どうやら球切れしやすいらしい。
ヘッドライト一体型で、球を自分で交換するのは難しいらしく、ディーラーでの修理でも2万ぐらいかかるらしいのだ。
なので、もし切れている場合は納車までに直しておいてもらいたいなと思っていたが、こちらも幸い球切れはなさそうだった。
その他、外観的な大きな傷らしきものも見当たらないし、シートの経たりは確かにあるが、2011年製造のクルマではそんなの当然だろう。
さすがにシートを新しくする金銭的余裕はないのでそのまま使うが、レカロにでも変えたい所ではある。
ナビは純正品でバックカメラ付きというありがたいもので、ちゃんと後ろも映ることを確認。
見たところはそんなところか。
で、後は見積もり。
車両本体、諸経費諸々に、冬タイヤと冬ワイパーと前後ドラレコを追加。
ドラレコは今時付いてないというのも珍しいが、前オーナーはもしかしたら取り外したのかもしれない。
冬タイヤと冬ワイパーは、道内の下取り車だった場合は大体前オーナーが使っていたものが付いていたりするが、本州からの取り寄せ車だったので付いてない。
なので、これは新規に購入するしか無いわけだが、問題はタイヤだけでは無くホイールも無いので、ホイール込みで購入しなくてはならない。
これが結構高く付く。
まあまあの程度のよい中古ホイールもある、ということなので、ホイールは新品では無く中古品にしてもらった。
サビには敏感になってしまっているので、下回りサビ塗装とボディーコーティングもそのまま付けてもらうことにした。
車検は来年の11月なので、メンテナンスパックは1年分の車検費用付きにしてもらった。
半年後のオイル交換と1年後の車検時の点検費用込みになったパックだ。
なので他に問題なければ、車検時は各種法定費用だけで済むはず。
まあ大体想定内の価格で収まって、契約終了。
書類などが揃い、整備も終われば引き渡しということで、2週間程度かかるようだ。
それまで楽しみに待っていよう。