いつもの白いさくら

日記がわり

小樽市の運行ダイヤイメージ

【北海道】乗り物大好きチャンネルというYoutubeチャンネルで、小樽市が作成した運行ダイヤイメージというものを紹介していたので探してみた。

 

北海道新幹線 | 小樽市

https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2020120400236/file_contents/2303_senryaku.pdf

 

これを見ると、新函館北斗〜札幌の所要時間を59分としている。

211.5キロの距離を59分で結ぶと、表定速度は215km/hになるわけで、やっぱりこれでは遅すぎる気がする。

ダイヤ設定の考え方という欄には「現行の最速定期列車及び国交省資料※を基に、 今後予定されている320km/h化工事(盛岡~ 新青森新函館北斗~札幌)による時間短縮 等を考慮した事務局想定」と記載されているので、新函館北斗〜札幌でも320km/hを想定しているはずだ。

厳密な時間ではなく、JR北海道が発表した1時間を切りたい、というところに引っ張られてる気がする。

 

このダイヤイメージでは、東京〜札幌の最速列車は4時間49分を想定している。

また、1日3本の最速達列車以外を新小樽駅に停車するイメージで、道内の準速達列車の停車駅を長万部新小樽としているところも面白い。

さすがにそんなに新小樽には止まらない気がするけど。

長万部は室蘭方面の乗り換えがあるので、準速達が止まるのは有りかなと思うけど、新小樽は場所もちょっと不便な所にあり、東京方面から直接新小樽に乗り入れするのはちょっと考えづらい。

また、札幌〜小樽間は並行在来線として切り離さずに、JR北海道が運営するということになっているので、札幌・小樽と一つのエリアとして見て、観光の場合でも札幌に来てから、在来線の快速エアポートにでも乗って小樽を目指してもらった方が良いと考えそうな気がする。

多分、新小樽倶知安は停車本数が同じぐらい、新八雲はもう少しすくないぐらい、長万部は最速達以外はすべて停車、という感じじゃないかなと思う。

 

あと区間便というものが想定されている。

区間便は札幌〜新函館北斗の各駅停車というイメージになっている。

1日全部の時間が書いてあるわけじゃないのでなんとも言えないが、札幌開業時に函館乗り入れが実現されなかった場合、区間便は札幌〜新函館北斗と、札幌〜新青森の2つが出てくる気がする。

いずれも、各駅タイプと準速達タイプを時間によって散けさせ、準速達は長万部新函館北斗が必ず停車、それ以外は列車によって異なる系かなと思う。

函館乗り入れが実現されるとなると、札幌〜函館間の準速達・各駅タイプと札幌〜新青森の変則停車タイプの3つになりそう。

さすがに札幌〜函館のノンストップはないだろうから、最低限として長万部新函館北斗の全列車停車で、あとは五稜郭停車や新小樽停車を織り交ぜる、というところか。

 

ま、この小樽市のダイヤイメージも、あくまでもイメージなので、鉄系の人たちが作る妄想時刻表とあまり変わらないものかなという気がする。