いつもの白いさくら

日記がわり

北海道新幹線の札幌延伸ほぼ延期

北海道新幹線の札幌延伸の延期の話が本格的に出てきた。

発端は、札幌オリンピックの2030年の招致断念で、札幌延伸も2030年に間に合わせる必要性が無くなったと。

残念ながら、延期は免れなさそう。

 

元々、札幌延伸が2035年度だったのが2030年度に短縮された。

そして札幌の冬季オリンピックを2030年に招致するという話が上がり、新幹線もそれに合わせてかどうかわからないけど2030年度末というのが、これまで決まってきたことだった。

多分、開業数年前にはオリンピックに間に合わせるとかで、2030年の11月とか12月にさらに短縮させ、札幌オリンピックの開催時には新幹線を使えるようにしたい、というシナリオだったはずだ。

 ※よくよく考えたら、2030年の冬期オリンピックは2030年の年初なので、2030年度末とは2031年で、1年以上前倒ししないと間に合わなかったですね。

 

しかし、資材高騰、人件費高騰、何かと値上げの今、そしてトンネル工事の遅延などで、今のままでは2030年度末は難しいという話が散々出ていた。

それでもオリンピックが誘致できたなら、優先的に人も金も北海道新幹線に回して札幌開業させていただろう。

でも、札幌オリンピックの誘致断念で、国としても積極的に動く必要がなくなったわけで、いろいろ帳尻合わせるために、多分2033年度末か2034年度末ぐらいの延期にするんだろうな。

北陸新幹線敦賀延伸も結局1年延びて、来年3月の開業になってしまったし、もう注力しなきゃいけない新幹線建設ってのは無いので、国も積極的とはならないだろうね。

 

鉄ヲタ道民としては残念極まりないけど、こればっかりは致し方ない。

函館の新幹線乗り入れとか、ALFA-X試験での360km/h運転とか、長万部~小樽間の並行在来線問題とか、まだまだ未確定なことも多いので、ちゃんと整える時間が出来て、札幌開業時にはすべて解決して、時間があって良かったね、といえる結果になってほしいと思う。