いろいろな方がやっている、北海道新幹線札幌開業時の妄想時刻表を僕も作ってみた。
あらかじめのお断りですが、あくまで妄想です。
一つは、前回書いた、函館へのミニ新幹線乗り入れが行われた際の、E6系こまちとの併結運転の想定時刻表。
もう一つは、360km/h対応の東京〜札幌最速列車の想定時刻表。
まず、E6系こまちとの併結を行う、函館行きのミニ新幹線での時刻表の説明から。
以下の前提を条件としている。
・こまちとハマナスの併結で、盛岡方にこまちを連結
・盛岡での切り離し〜発車時間は現行と同じく、こまち2分、ハマナスは4分
・東京〜盛岡までの最高速度は現在のまま
・盛岡〜新青森間は320km/h対応、表定速度は260km/hで所要時間41分
・新函館北斗〜函館の所要時間は、特急北斗の最速時分である15分を想定
・新函館北斗での折り返し時間を3分取る
これらの条件で、東京〜函館は乗り換えなしで4時間10分となった。
函館行きのミニ新幹線を優先するのであれば、盛岡方に函館行きを連結し、盛岡で先行すれば2分短縮。
そして、新青森〜新函館北斗は現在と変わらない時間を当てたので、もし青函トンネル内のスピードアップや、木古内〜新函館北斗でも320km/h対応工事が行われれば、もう数分短縮でき、頑張れば4時間切る可能性もある。
新函館北斗ではなく、函館まで4時間を切れば、飛行機に対してもかなり対抗できるのではないだろうか。
もう一つの360km/h対応車両を使って、札幌まで最速で行く時刻表の説明。
こちらは以下の条件で作成している。
・札幌行き新幹線の愛称を「Wアロー」と名付ける(ホワイトアローの略)
・東京〜宇都宮までの最高速度はそのまま
・宇都宮〜盛岡までは360km/h対応
・盛岡〜新青森までは320km/h対応
・新函館北斗〜札幌までは320km/h対応で、所要時間50分と想定
この条件で、東京〜札幌の所要時間は4時間33分となった。
微妙なのは、新函館北斗〜札幌間の所要時間で、なぜかJR北海道から発表されている所要時間は、320km/h対応して1時間を切りたい、と言っていることだ。
いや、仙台〜盛岡間の実キロ171キロで最速39分しかかかっていないのだから、211.5キロであれば、余裕で1時間切れそうなもんだ。
どこか途中で320km/hを出せない区間がたくさんあるのだろうか。
仮に新函館北斗〜札幌間が1時間だとすると、表定速度は215km/hにしかならないので、これだと最高速度は260km/hのままでも十分出せそうな速度だ。
この理由がよくわからないので、表定速度を260km/hで計算して、少しプラスして50分と算出した。
もしJR北海道の言うとおり1時間程度かかるのであれば、東京〜札幌の所要時間は4時間43分に延びてしまう。
新青森〜新函館間は、現在と同じく最速57分で計算しているので、この区間のスピードアップが実現できれば、こちらももう少し短縮出来そう。