いつもの白いさくら

日記がわり

スウェーデンハウスの20年目点検

今日、スウェーデンハウスのヒュースドクトル50の一環である、20年目の点検を受けた。

20年目での点検内容は、外壁、基礎と換気口の点検、ドアと窓の点検、床下、屋根裏の点検、その他もろもろ、というところだった。

外壁は5年前に塗装済み。

基礎周りと床下も問題なし。

窓は滑りをよくする給油。

ドアはテラスドアの開きに引っ掛かりがあるので調整。

これは、テラスドアはかなり重いので、傾いてくるんだそうだ。

そのため、ドアの付け根のネジを長いものに取り替えて締め付け。

屋根裏は雨漏りもなく良好、ということで、大きな問題は見つからなかった。

何か大きな問題が発生して、大金が飛んでいくことがあるかも、とハラハラしていたが、何事もなくて良かった。

 

点検外の話としては、シロアリ対策という話がある。

北海道にもついにシロアリを気にしなくてはならない気候になったわけだ。

すでに函館などの道南と、札幌周辺でもシロアリ被害というものが確認されているらしい。

そのため、スウェーデンハウスでも現在建築する場合は、必ずシロアリ対策もするそうだ。

そのシロアリ対策を既存住宅にも施工するための追加工事ができる。

工事といっても、基礎周りや床下に薬剤を撒くという対策になるのだが、これをすることでスウェーデンハウスから5年間は保証がつく。

ということは5年ごとにやらなきゃいけないような気もするが、スウェーデンハウスでシロアリ被害に遭うと、その部分の壁パネルを交換しなければならず、その工事費は余裕で3桁に届くそうだ。

シロアリ対策費用の見積もりは約13万なので、保険の意味も考えるとやっとくに越したことはない。

ということで、これはお願いすることにした。

今年できそうであれば10月中、出来なさそうなら来年春以降ということだ。

 

もう一つは、フレクトという換気システム。

本州向けとは違い、北海道向けは熱交換換気システムではなく、シンプルな排気型換気システムで、シロッコファンによる排気を行い、家中のエアフローを確保する。

そのシロッコファンを回すモーターというのが、どこ製なのかは知らないが専用設計らしく、モーターが壊れるとその交換だけで10万は超えるそうだ。

今の所、異音がするでもなく正常に回り続けているし、年1ぐらいではあるが清掃も行っているので、快調そのもの。

まあこれは、壊れたら連絡くださいということだった。

 

あと、もう一つ建築時から変えていないもの、給湯ボイラーだ。

去年、見積もりをもらったが、在庫は確保してあるので、壊れたら連絡くださいということで止まっていた。

給湯ボイラーは今もまだ快調に動いており、オーバーホールもしないのによく動いているなあと感心するほど。

まあどこかでいきなり壊れる可能性もなくはないが、ここまでくると下手にいじらないで壊れるまで使おうと思う。

給湯ボイラーは去年の段階で生産が追いつかずに物がほとんどないという状況だったが、今はそんなことないとのこと。

なので、こちらも壊れたらすぐ交換できるらしい。

価格は去年の見積もりに比べて値上がってしまっているらしいが、まあそれは仕方ない。

今のボイラーが長く使えれば使えるほど、コストとしては低くなるので、交換時に多少高くても、10年ごとに取り替えるようなことになるよりは、金もかからずに済む。

 

そんなわけで、スウェーデンハウス20年、特に問題なくて良かった。

どこかが古臭く感じるようなこともなく、なんの不満もない住宅だ。

いや、夏場には家中が暑苦しくなるという問題はあるが、冬は家中どこでも寒さを感じることがないという、北海道では一番いい状態を保てる住宅なので、こればっかりは致し方ない。

まだローンも残っているし、まだまだこの家には頑張ってもらわないと生きていけないので、このまま50年点検まで受けられるよう大切に住み続けたいと思う。