次期スマホはAQUOS sense7にしようと決めていたのだが、性能的にちょっと微妙な点も出てきて、価格もSIMフリー版が5万円を超える価格だったので、ちょっと揺らいでいる。
そんな中、ASUSのZenFone9というスマホの情報が目について、いろいろ調べてみた。
ZenFone9は、使用されているSoCがSnapDragon8+gen1という、最上位のプロセッサが搭載されているにもかかわらず、スマホの本体サイズがその他のAndroidスマホに比べて小型化されているという、かなり魅力的な機種だった。
そして価格も、RAM8GB、ROM128GBで99,800円という、同じSoC群を載せているスマホに比べて格安だ。
そりゃ確かに話題になるはずだ。
スマホのサイズは、画面が大きい方が良いという人も居るだろうけど、やはり持ち歩くことを考えると、片手ですんなり持てて、片手で操作しやすく、重さも軽い方が良い。
そのちょうど良いところを突いているのがZenFone9というわけだ。
この小型高性能路線は、旧機種のZenFone8かららしいが、そのZenFone8からさらにブラッシュアップされていて、現時点ではほぼ死角なし、というものらしい。
これは確かに魅力だ。
もしAQUOS R7が同じSoCで価格も10万を切っていたら、速攻買いだったと思う。
ではなぜZenFone9が速攻買いではないのかというと、やはりAQUOSを続けて使ってきた僕としては、他メーカーのスマホに手を出しにくい、というのがある。
OSは同じAndroidなので、そんなに大きく変わらないだろうと思うのだが、各メーカーでカスタマイズの差があるはずなので、それが何か使い勝手に影響しないかというのが気になる。
もう一つは、SDカードに未対応な所だ。
撮った写真やデータは、別にSDカードを経由しなくてもいくらでもPCなどに転送する手段はある。
ただ、SDカードは何か不具合があった場合に替えが効くが、内蔵だとか替えが効かない。
なので、これまでもなるべくデータ保存はSDカードにしてバックアップを定期的に行い、ちょっとでも怪しかったらSDカードは交換する。
そして、SDカードへのアクセスを増やすことで、内蔵メモリへのアクセスを減らして寿命を延ばしたい、というのもある。
まあなんだかんだで2年ごとにスマホを買い換えているので、あまり気にしなくてもいい所なのかもしれないが・・・
あとは長年エモパーを使っているので、エモパーが使えなくなるというのはさみしい気もするのだ。
まあいろんな理由を付けてはいるが、結局の所、価格の面が大きい。
AQUOS sense7は約5万で購入できるが、ZenFone9は最安モデルでも99,800円。
その差は2倍ある。
当然、性能はZenFone9が圧倒的に上なので、それだけの差が出るのは当たり前ではある。
だったら当然、2年以上というか、4年5年と使っていきたいところではある。
はたしてそれだけ長く使えるのかどうか、というのが気になるところ。
当然バッテリーはヘタるだろうし、上記で書いた内蔵メモリの読み書き回数も増えるので、そこも劣化しないかとか、気になるところはたくさんあるのだ。
それだったら、AQUOS sense7を買って、さらに2年後にAQUOSの新機種に買い換えていった方が安心なのではないか。
とても悩ましい。
AQUOS sense7が問題なのはカメラ性能が上がってきれいに撮れるようになったといっても静止画のみで、動画についてはスペックダウンになっているところが悩ましいのだ。
この動画性能は、ZenFone9では当たり前のようにフルHD60fpsでも手ぶれ補正は効くし、4Kの60fpsでも手ぶれ補正が効くらしい。
それが、AQUOS sense7ではフルHDの60fpsですら手ぶれ補正が効かないとは。
どうやら、前機種のAQUOS sense6が、sense6sになったときにSnapDragon695が搭載され、フルHD60fpsで手ぶれ補正が効かなくなったらしい。
とあるネット情報では、SnapDragon695が処理できないということらしく、SoCが変わらない限り、アップデートでの修正は絶望らしい。
いや本当に悩ましい。
いっそのこと、使用中のAQUOS sense4を使い続け、sense8を待った方が良いのか。
それともZenFone9に浮気してみるか、AQUOS R7をとにかく安く購入できそうな所を探ってみるか。(それでも10万を切るようなことはないだろうから無理だろうな)
ちょっともう少し考えようと思う。