いつもの白いさくら

日記がわり。

ドラクエ12の話

ドラクエの日に、堀井雄二氏がツイートした内容で、ドラクエ12は少なくとも開発中止になっていないことがわかった。

ただ、画面も出なければ、打ち合わせをしていたという状況なので、特損をだしたその中にドラクエ12もあって、実は作り直ししたのではないかとの憶測が広がっている。

おそらく、システム的や会社の問題的なところもあったろうけど、すぎやま先生や鳥山先生が亡くなったことも少なからず影響があったはず。

遺作にふさわしい作品を、と考えている堀井先生が、ダークファンタジーとしたドラクエ12のストーリー的なものからひっくり返した可能性もあるし、ファイナルファンタージタイトルの失策もあって、ドラクエ12は失敗できないタイトルでもあるので、本腰を入れられた可能性もある。

 

で、そのドラクエ12というか、ドラクエのエグゼクティブプロデューサーだった三宅氏がドラクエから離れることになって、次のプロデューサーは誰なのか、というところで斉藤陽介氏(よーすぴ)が噂されている。

他のタイトルはどうかわからないけど、FF14で当時無名だった吉田PがプロデューサーになってFF14を立て直せた、というところが会社的には大きくて、じゃあなぜかというと吉田Pと立場も経験も近しいメンバーが集まったことで、物怖じせずに意見交換が出来て良いものや作りたいものが作れた結果なのではないかと思う。

それが、ドラクエ10でも言えることで、斉藤Pとバージョン1の当時ディレクターだった藤澤氏の関係性がDQXTVとかでもよくわかるが、お互い言いたいことが素直に言い合える関係であることだ。

そして、そんな藤澤氏と、まだFF14に移る前の吉田Pがリリース前の開発中にけんかしているようにしか見えない会議をした後に他愛もない話で爆笑し合ってる、というエピソードがよく出てきて、プロデューサー、ディレクターやその他リーダークラスの立ち位置が同じようなところにいることによって、忌憚ない意見が言い合えることによって、良いものができあがったのではないかと思う。

そういう意味で、三宅氏はちょっと立場的に上になりすぎたのかもしれない。

本人はそう思ってないかもしれないが、DQXTVでも斉藤氏への態度と三宅氏への態度の違いで、上下関係がよくわかってしまう状況だった。

 

他の業界はどうか知らないけど、僕もソフトウェア・アプリケーション制作の現場にいるのでよくわかるが、意見を出し合えないと良いアイディアも出てこないし、問題があっても指摘することも出来ない。

結局、粗悪品とわかっていても上の決定に逆らえないので、ろくでもない仕様ができあがって、ろくでもないアプリができあがったりする。

なので、お金を出してもらうお客さんだとしても、良いものは良い、おかしいものはおかしい、と言える環境を作って進めている。

一人で作るものではないので、意見をぶつけ合わないと本当に良いものは出てこない。

 

ちょっと脱線したが、それでもし斉藤氏がドラクエのプロデューサーになれば、ドラクエ12は良いものができあがるのではないかと思う。

ドラクエ10はオンラインであるが故に、歴代ドラクエに比べると売り上げも少ないのかもしれないが、そのシステムはドラクエシリーズとしての正常進化だと思うし、ストーリーも自分は勇者ではないけど、勇者に密接に関係している立ち位置というのをうまく使ってストーリーが作られており、一連のストーリーの完結であるバージョン5までは見事な物語ができあがったなと思っている。

それが出来たのは、斉藤氏がプロデューサーという立場にいたことが大きいんじゃないかな。

ドラクエ12のディレクターがどれぐらいの立場にいる人なのかわからないが、言いたいことは何でも言ってという環境作りが斉藤氏には出来るような気がしているので、その環境であれば、ドラクエ12も良いものができあがるのではないかと期待している。