いつもの白いさくら

日記がわり

WG2600HSの顛末

今まで使っていたWG2200HPが調子が悪く、突然再起動とかかかるもんだから、いきなり繋がらなくなったりして、ネトゲ中だったりすると、がっつり落ちる。

さすがにこれで使い続けるのは厳しいので、買い換えることにした。

買い換えたのは、AtermのWG2600HSという、型落ち機種。

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4,980円という、相場では安い価格で購入できた。

 

在庫として相当長い間置かれていたのか、ファームウェアのバージョンが1.3.2になっており、すでに1.6.1が配布されているので、ファームウェアアップデートを試みた。

しかし、なぜかファーム更新が出来ない。

ネットで情報を漁っていろいろ試したが、どうしても出来ない。

 

なので、Atermのサポートに問い合わせ。

最初は、定義的な対応方法の回答と、設定画面の状態、ADSLモデムの状態を知らせて欲しいという返信があり、それらを試してみてダメで、こちらの状態を返信した。

次の返信では、設定の状態には問題が無いので、NEC側で再現確認を行うということだった。

 

10日ほどして返答メール。

まず、更新できない状況が再現できたとのこと。

そして、更新できない原因として、一定時間内に更新ファームウェアを取り込めないと、タイムアウトして更新できないメッセージを出すとのこと。

そのため、回線環境のスループットを確認して欲しいという回答だった。

 

うーむ、そこはなかなか痛いところを突いてきたが、こちらは北海道の田舎町で、未だに光も来ていないADSL環境で、遅いときは余裕で1Mbpsを切る遅さなのだ。

ひとまずNECからの解答で示されたiperfコマンドでのスループットを計測。

実に776Kbits/secという悲しい状況。

Googleスピードテストでも良いとこ1.2Mbpsしか出ないので、これではダメらしい。

 

そこで、回線が空いている朝6時頃試してみたところ、見事にファームウェアのアップデートが成功した。

この時間帯であれば、5Mbps近くのスピードが出るので、もしかしたらと思ったが、案の定という所だった。

 

Atermの残念なところは、ファームウェアはファイルでの配布を止め、オンラインバージョンアップのみの対応となったことで、他にファームウェアを更新する手段が無い。

また、一定時間内にファームウェアをダウンロードできないと失敗するようになっているが、その時間が短いこと。

ファームウェアの更新ボタン押下から15秒程度でエラー画面になるので、タイムアウト時間が短すぎる。

完全に光の速度を前提とした時間設定になっている。

まあ、ADSLなんていう回線を使っているうちがマイノリティなので、WG2600HSという光回線を前提としたようなルータを使うなと言うことなのかもしれないが。

 

ひとまずファームウェアの更新はうまくいったので、安心してWG2600HSを使っていけるだろう。

ただ、今後Atermファームウェアはオンラインバージョンアップしかしないようなので、買い換える時にAtermを選ぶかどうかは微妙な感じ。

ファームウェアって大事なものだから、いくつかの更新手段を確保して欲しいところ。

そういう意味で、バッファローエレコムなどはファイルでの配布も行っており、うちみたいな環境でも安心できる。

一応、今回の件でファイルでの配布のお願いもしてみたが、会社の方針で現行全機種でのファイルの配布は行わない事になっているという回答だった。

なので、次は他社かなと考えていたりする。