うちにはEcoFlowのRiverというポータブル電源がある。
2018年の北海道胆振東部地震で丸1日停電となった事がきっかけで、モバイルバッテリーと小型のソーラーパネルを購入し、その流れで当時話題になっていたEcoFlowのRiverというポータブル電源を110Wのソーラーパネルと一緒に購入した。
当時は何に使うとかも特に考えずに、とにかくポータブル電源とソーラーパネルのセットを手元に置いておきたいという願望のみで、話題となっていたEcoFlow製品にしたのだ。
EcoFlowのRiverは、288Whの容量で、満充電まで約1時間という充電の速さで話題になっており、さらに追加バッテリーを付けることで、容量を倍に出来た。
なので、その半年後ぐらいに追加バッテリーを購入し、合計で576Whの容量を持たせた。
最大600Wの出力に対応するため、ちょっとした家電を動かすことが出来る。
今となっては600Wというのは中途半端で、本当に停電になったときに電子レンジは使えないし、真夏だったらとエアコンが使えるものでも無い。
扇風機やテレビなどは動くかもしれないが、食べ物系はちょっと厳しいポータブル電源だ。
で、結局あまり使い道を見いだせずに眠らせてしまっている。
たださすがにこう電気代が高くなってくると、なんとか使えないものかと考えるようになった。
せっかくソーラーパネルもあるので、少しでも電気代の足しにしたいなと思う。
こう考えるようになったのは、とあるyoutuberの動画で、家の電気をすべてポータブル電源でまかなえるようになるという、EcoFlowのDELTA Pro3の動画を見てからだ。
分電盤にポータブル電源を接続するスマートホームパネルというものを追加して、外からの電気と、接続したポータブル電源からの電気を切り替えて使えるようになるという。
そのポータブル電源をソーラーパネルから充電して、外からの電気をなるべく使わないようにすれば、当然電力会社からの電気代は少なくなる。
もしソーラーパネルが日中にガンガン発電してポータブル電源を満タンに出来れば、夜の間はポータブル電源の電気を使って朝をむかえ、またソーラーパネルで発電した電気をポータブル電源に充電すると、電力会社からの電気を使うこと無く(つまり0円で)電気を使うことができるようになるわけだ。
でもこれは、そういう設備をしっかりと整っている場合だけ。
うちはソーラーパネルを設置しているわけでも無いし、DELTA Pro3のような大容量ポータブル電源が有るわけでも無い。
それらを揃えようと思ったら、結局3ケタ万円が飛んで行くわけで、いくら電気代が高いとはいえ、初期投資が大きすぎて手が出せるものではない。
DELTA Pro3を有効活用出来る人は、すでにソーラーパネルを屋根などに設置して電力会社に売電していた人たちだ。
太陽光発電の電力を高額で買い取ってくれる制度があって、その当時は10年ぐらいで回収出来るという謳い文句(実際どうなのかは分からないが)で話題になっていたのは知っている。
その制度は10年間高い金額で買い取って貰えたが、10年を過ぎると半値以下の買い取り価格になってしまうらしい。
そういう人たちにとって、もう売電する意味がほとんど無くなってしまうので、だったらソーラーで発電した電気をDELTA Pro3などに貯めておいて、自分で使ってしまおうということらしい。
なるほどね、と思うと同時に、うちには無縁の話だと思った。
ただ、考え方としてソーラーで発電した電気を貯めて、その電気を自分で消費する、ということをやれば、高い電気代の一部でも足しに出来るのでは無いか、ということだ。
その昔はソーラーパネルというと、屋根とかにがっつり設置するようなものしかなかったが、今の時代折りたたみ式のお手軽なソーラーパネルが売られており、設置や使用に関してはかなりハードルが下がっている。
うちにあるEcoflowの110Wソーラーパネルも、折りたたまれているパネルを展開して、ポータブル電源と線を繋ぐだけで発電・充電が出来る。
パネル自体はとても軽いものだし、庭にちょっと斜め上を向かせて置いておくだけで、数十Wの発電をしてくれる。
なんと楽なことか。
まあ問題は、いちいち外に出てやらなきゃいけないというところではあるが。
ということで、せっかく余らせているRiverとソーラーパネルをなんか活用したいと思って、いろいろ検討することにする。
本当は、新しく出たDELTA3というポータブル電源が、機能も性能もうちにはちょうど良いとは思っているのだが、いまいくら安売りしているとはいえ8万9万かかるわけで、そこは二の足を踏んでいる。
DELTA3だと110Wソーラーだけでは全く足りないので、220Wか400Wぐらいのソーラーパネルもセットで買わないと有効活用出来なさそう。
これらはちょっと来年考えてみようと思う。
あと、Riverを使ったBlogは以前書いていたが、ウェブリブログの時だったので、あとで遡って書いていこうと思っている。