コンテンツサポーター未対応のボス戦でやる気を失っていたFF14だが、覚悟を決めてコンテンツファインダーから参戦。
見ていると本当は面白い善王モグル・モグなんだろうけど、そんなの楽しめる余裕もなく、ただただ攻撃、撃破、終了。
やっぱり懸念していた事態になった。
自分一人でやっているわけではないので、知らないうちに終わっていた感じ。
あとは端折るが、リヴァイアサン、ラムウ、そしてクリスタルタワーもやってみた。
そのどれもが予習が必要なもの。
クリスタルタワーなんて知らないとどうにも出来ないギミックばかりで、画面上は24人もわちゃわちゃしてエフェクトばかりで、何が起きているのかすら把握できず死んでたりと意味が分からない。
ドラクエでも他のゲームでもそうだけど、ネタバレ的なものは見たくないので初見で楽しみたいのだが、他人とパーティを組む以上、そうも言ってられない。
そして、組まれるパーティの人たちは途中のロットもすっ飛ばしてどんどん先に進むので、いつの間に一人で置いてかれたりして、どこに行けばいいのかも分からなくなり、あげくにレディチェックとかされたりして、何も楽しくない。
やっぱり止めれば良かったと後悔している。
なんでここまでFF14が持ち上げられているのか正直よく分からない。
海外で盛況というのは、コミュニケーションツールとしての一端を担っているのではとは思うが、じゃあゲームとして面白いのかというと五分五分ではないだろうか。
正直、ソロで出来ていた新生編2.0は、バトルシステムは単調だがストーリーは面白かった。
ダンジョンもボスも、ソロでやっているので迷おうが死のうが勝手で、隅々まで探索できるし、ボスも冷静にギミックを見ながら、失敗してもやり直しして次には対策してと、RPGならではの冒険が出来ていたのだ。
しかし、強制パーティとなると、そこには当然経験者と未経験者が組まれることになり、経験者側がサクサクすすめてしまうので、未経験者はその新しいギミックなどを感じることも無く終了してしまう。
フレンド同士ならそうもならないだろうが、野良では確実にそうなる。
それの何が面白いのか。
結局、FF14はFFである前にオンラインゲームということと、オンラインとはこういうことが楽しいはずだよねという押しつけにより、これまでFFを楽しんできた人が楽しめないゲームになっている。
FF14はそういうオンラインゲームというのを分かっていても、やってみたいタイトルだった。
一つはもちろん、FFシリーズナンバリングであること。
FFは1~7は最後まで、8は途中まで、9、10は未体験で、11は約7年、12はPS2版(インターナショナル含む)、PS4版、PC版も購入、13はPS3ライトニングエディション購入、15は序盤までと、それなりにやってきた。
そんなFFのナンバリングなんだから、遊んでみたいと思っていた。
もう一つは、たったの3年でFF14を作り替えたスタッフへのねぎらいの意味がある。
これだけの規模のゲームをたった3年で作り替えたというのは本当に大変だろうというのは、ソフトウェア業界に居る自分としてもよく分かるので、そんなゲームはどんなものかというのがとても気になっていた。
でも正直、FF14はオンラインに振りすぎて、ナンバリングということを忘れてしまっているので、残念すぎた。
ドラクエ10の時も感じたが、ナンバリングではなく、ドラクエオンラインとすれば良かったと思っている。
FFもナンバリングでは無く、ただオンラインとかサブネーム付き程度であれば、やる気が起きるかどうかは分からないは、ここまでこだわらなくて済んだと思っている。
それだけ、ナンバリングという思い入れは強いし期待もしている。
FF15はアレだし、FF16も評価は芳しくないし、もうそろそろファイナルファンタジーというタイトルは打ち止めでもいい気がする。
現在のFFシリーズのスタッフたちも、過去のFFに縛られていて、本当に面白いゲームを作れないでいるように思える。
まあ飛び抜けたクリエイターはそんなのもひっくるめて面白いゲームを作ってくるんだろうけど。
ゼルダの伝説はまさにそういう所の問題を感じて、ゼルダの当たり前を見直すというコンセプトでブレスオブザワイルドやティアーズオブザキングダムのような、また新しく面白いゼルダの伝説を生み出したわけで、FFもそういう時期に来ているのでは無いかと思う。