Windows11Proのパッケージ版が届いたので、早速MacBookProでParallelsにWindows11をインストール。
昔はここでインストールするWindowsのエディションなどを選択できたらしいが、今は特に出来なさそう。
もちろんスキップを押せば、イメージからのインストールとかWindows以外のインストールも出来るようになる。
このまま、Windowsのインストールを押すと、Windows11のダウンロードが始まる。
ダウンロードが終われば勝手にWindowsのインストールも始まる。
インストールが終われば、終わったと表示されるが、裏には使用許諾の同意画面が出ている。
まあここまでは特に何かするでも無く勝手に進む。
同意を押して、デスクトップが表示された後、少し経つとライセンス認証画面が出てくる。
今回はWindows11Proのパッケージ版を買ったので、プロダクトキーの入力を押す。
ちなみに、Windowsのパッケージ版は今こんなに小さいのね。
中身はUSBメモリとプロダクトキーの書かれたカードと折りたたまれたWindows11の紹介ページのみ。
プロダクトキーを入力して、無事認証された。
これで、正式にParallels上でWindows11を使える環境が整ったわけだ。
さて、Parallels上のWindows11で、どうしても確認したいのが、ドラクエ10が動くのかどうかというところだ。
Parallelsでは、DirectX12はサポートしないということなのだが、DirextX11までは動くらしいので、DirextX9ベースのドラクエ10は動くはず。
DirextXのインストールの時にエラーが出たが、MicrosoftからDirextXのモジュールをダウンロードしてインストールし、無事ドラクエベンチマークもインストールできた。
ちゃんと起動もして、ベンチ計測中・・・そして結果。
いや、むちゃくちゃスコア高いんだけど。
Parallelsの設定はデフォルトのままなので、CPU割り当ては4、メモリ割り当ては6GB、グラフィック関係はどうなってるかわからないが、特にParallelsの設定をいじってないので、もしかするとGPU周りはフルフル使われているのかも。
ここまで快適に動くなら、MacBookProでドラクエをやるのもアリだなと思った・・・このときは。
しかし、ちょっとこれは画像で表せないので伝えるのは難しいのだが。
ドラクエをインストールし、いざ起動してみると、起動はするのだが、サウンドの遅延が発生する。
このサウンドの遅延は、MacBook12インチの頃からあって、ボタンを押してピッという音が鳴るまで、1秒とは言わないけど、ワンテンポ置いてから鳴る。
でもこれは、MacBook12インチのCore m3というスペックの低い環境でやっていたからだと思っていた。
さすがにMacBookProではこれだけのベンチスコアを記録したので、そういう遅延とも無縁だと思ったのだが、やはり音が鳴るまでほんの少しの遅延があるのだ。
BGMは多少遅れてても気にならないが、操作音の遅延は結構気になるのだ。
そして、これだけのスコアを記録しても、実際のゲーム画面では、フレームレートが落ちることがそこそこあり、お世辞にもヌルヌルで動くとは言えない状況。
やはり、エミュレートというところの限界なのだろうか。
そもそもArm版とはいえ仮想環境でWindowsが動き、さらにそのArm版Windowsの上で、インテルコードのドラクエ10をエミュレートしながら動作させる。
相当重い処理を行っているのはわかっているが、これだけ高いベンチマークスコアを記録すれば期待もしてしまうところだ。
でも実際のゲーム動作では、カクつきやサウンドの遅延が発生するわけで、エミュレートの限界なのかなという気がする。
今回、ドラクエ10が十分動く環境であれば、メインマシンをWindowsPCからMacBookProに移行しようと思っていた。
ドラクエ10以外の使い方は、すべてMacOSでも対応可能で、どうしてもWindowsでしか動かせないことが起きた場合にParallelsのWindowsを使えば十分カバーできると思っていただけに、残念。
結局、メインはWindowsPCのまま、MacBookProはサブ機になりそう・・・というか、アプリ開発勉強マシンか。