いつもの白いさくら

日記がわり。

東北新幹線の連結解除の続報(未解決)

本日(3/11)、JR東日本が記者会見を行い、調査状況の説明と、当面の間の暫定対策、3/14から順次併結運転開始、3/15のダイヤ改正から通常運行を行うことが発表された。

その内容は、プレスリリースにも出ていた。

https://www.jreast.co.jp/info/2024/20250311_ho01.pdf

 

内容をわかりやすく言えば、原因はよく分からないけど、レバーが勝手に動いて連結解除しちゃうので、レバーを物理的に金具で固定し、勝手に動かないようにするので安全です、ということだ。

つまり、原因はなんも分かってない。

それ、安全なのか?

ちなみに、一般人はレバーがなんなのかは理解しなくても良いが、連結を解除するためのレバーが運転席内のどこかにあるので、そういうもんだと思ってもらえば良い。

 

重大インシデントという、安全に関わることなので、恒久対策を行ってから併結運転を行うかと思ったのだが、暫定対策で開始するとは思わなかった。

確かに現状、山形、秋田方面は不便を強いており、それが東北新幹線利用者にも波及してしまっている。

なので、とにかく早く元に戻したいという気持ちは分からないでもないが、こんなに早く解消しても良いものなのか疑問だ。

 

記者会見とプレスリリースを呼んで分かったのは、まずは今回の連結解除を起こしたのはE6系側の問題であることが「ほぼ」断定されたこと。

当時一緒に走っていた、H5系はすでに運用に復帰しているらしい。

問題のE6系運輸安全委員会によって保全されており、原因究明が行われるということだ。

記者会見内で、事故当時に日暮里駅前で停止した状態のE6系の連結器を撮影した動画が公表されたが、連結器の連結錠テコと呼ばれるものが、勝手に動いていた。

本来は、連結や分割の際にしか動かないはずのものが、分割後の停止状態でも動いているのは確かに異常だ。

たしかyoutubeでこのテコが動いている動画を出していた人が居たな。

 

この連結錠テコを動かしているのは圧縮空気で、空気が押し出されると分割出来るような状態になる。

圧縮空気が通る途中に空気管開閉器というものがあり、これがどうやら上記でいうレバーが付いた機器らしい。

そして、その前には電磁弁というものがあり、この電磁弁が圧縮空気を送り込んできている。

電磁弁は、通常は分併制御盤というところからの電気信号によって、分割するなら圧縮空気を送り、連結するなら圧縮空気を送らない。

圧縮空気が送られない状態であれば、連結が可能になり、連結した後も連結錠が噛み合うので物理的に分割することはない。

逆に分割するときは、圧縮空気が送られてきて、連結錠テコが押され、連結錠が解除されるので、分割することができる。

 

今回の問題は、この圧縮空気が何らかの問題で、電磁弁へ電気信号が送られ、空気管開閉器のレバーが分割側に倒れ、圧縮空気が連結錠テコに送られ、連結錠が解除された。

なので、なんで電磁弁に圧縮空気を送れ、という電気信号が流れたのか、が問題なのだが、その肝心なところがまだ何も分かっていない。

動画が撮影されたのは日暮里駅前の時で、その後大宮へ移動、乗客を降ろして仙台の車両センターへ回送されたときには、連結錠テコが勝手に動く現象はもう起きていなかったそうだ。

現象が起きている最中に調査出来れば、どこから電気信号が流れているかが調べられたかもしれないが、もう起きていない状態では電気信号も流れていないから、調査のしようも無い。

それからも再現することは無く、今日に至っているらしい。

 

結局、原因は分からず終いで、とにかく分割するための圧縮空気が送られないようにすれば、分割することは無いという物理的な方法で暫定対策を行う、というわけだ。

ある意味間違っているようで正しいのかもしれない。

 

対策内容は、空気管開閉器のレバーを分割側に倒れないように、連結側の状態でレバーを物理的に金具で固定する、ということ。

これを、山形新幹線は福島で、秋田新幹線は盛岡で、毎回連結する度に固定し、分割するときに固定を外す。

その都度、JR東日本の社員が車両に乗り込み、対策を施すんだそうだ。

固定したり外したりするのは数分ということだが、連結を行う車両すべてでこれをやるので、E2系E3系E5系(H5系)、E6系、E8系のすべてで毎日毎列車行うので、相当な手間だ。

でもそれぐらいやらないと、原因が分からない中で併結運転を再開するのは難しかったのだろう。

 

ということで、結局何も分かってないけど、とりあえず併結運転は再開される。

ある意味、JR東日本としてもこれは賭けだな。

レバーの固定も人の手で行う以上、ヒューマンエラーのリスクはあると記者会見で認めたように、どうやっても100%というのは難しい。

でも併結運転を行わないと、東北新幹線としてはやってられない。

これでまた、連結解除事故が起これば、いよいよ併結運転は出来なくなるだろう。

恒久対策が出来るまで、連結解除事故が起こらないことを祈ろう。

 

最後に、相変わらず記者会見では程度の低い記者のいること。

なんか資料とか見て、一般のお客さんには分かりづらいのでもっとわかりやすい資料を、とか言っていた記者がいたが、あんたが頭悪いだけでしょ。

しかも一般のお客さんは、連結器の写真を見せられてこういうことで連結解除したなんて内容に興味は無く、とにかく安全に正常に運転してくれることを期待しているだけだ。

そんなの知りたいのは解説者や鉄オタだけ。

なんか勝手に読者が望んでいるからみたいな代弁者になりたがる記者がいるが、だた追求、糾弾したいだけでしょ。

ほんとやめて欲しい。 時間の無駄。