いつもの白いさくら

日記がわり。

東北新幹線の連結解除事故2回目

また連結外れる。

東北新幹線 走行中に連結外れる - Yahoo!ニュース

さすがに半年経たずに2回目というのは、いろいろと問題が発生しそうだ。

 

まず事象としては、11時半頃にはやぶさ・こまち21号が上野を出てトンネルを抜けた、西日暮里駅あたりで、分離した状態で止まった。

前回同様、分離したことで非常ブレーキが作動し、停止した。

その後、14時半頃に、前を行くE6系が大宮まで先行し、その後H5系が大宮まで移動した。

そう、今回は併結車両はH5系だったのだ。

まったくH5系は本当に運がない。

 

17時半から行われた記者会見で、原因こそまだ不明だが、いろいろなことが分かった。

まず一つ目、これが大きな話だと思うのだが、今回の分離の原因が判明し、対策を施すまで、併結運転を中止するということだ。

併結しないでどのように運行するのかというと、山形新幹線秋田新幹線の東京直通運転は行わず、山形新幹線は福島~新庄で折り返し運転、秋田新幹線は盛岡~秋田で折り返し運転を行うということだ。

どちらの新幹線も、東京から行く場合は、必ず乗り換えが必要になる。

そして、併結状態で使われている東北新幹線内完結のなすのなども併結させずにE5系10両単独で運用するらしい。

果たして、いつまで併結運転の中止となるか分からないが、少なくとも今現在、山形新幹線秋田新幹線の直通運転のきっぷを持っている人は、払い戻しの上、改めてきっぷの取り直しが必要となる。

これは結構長引きそうな気がする。

 

2つ目は、今回分離した原因の疑いは、E6系側という公表だった。

記者会見に出席したJR東日本の方々は、この短い時間で現場からの第一報を聞いていたのだろう。

原因の調査はこれからだとしきりに言っていたが、どうもE6系側で切り離しの信号がでたのではないかと取れる言い方だった。

なぜそう捉えることが出来るのか、というのはその後の質疑応答で回答した内容に少し現れていた。

まず前回の分割の際に、問題となったのはE6系だった。

製造時に出たと思われる金属片が、E6系側でしか見つかっていないこと。

そして、金属片がスイッチの端子に触れてしまうような構造は、E6系特有のものであること。

これはE5系ではそうなりづらい構造だということだ。

E6系はただでさえ在来線規格で幅が狭い上に、先頭形状もE5系ほど余裕が有るわけでも無いので、構造的には試行錯誤して連結器なども埋め込んでいるのだろう。

そういう構造の違いから、E6系の方が問題が起きやすいのかもしれない。

 

あと、分割の実施は、例えばE6系側で分割するという動作をすると、併結相手のE5系がなにもしなくても分割されるらしい。

つまり、双方で分割OKと疎通してから分割されるのでは無く、片方の独断で分割出来てしまうということだ。

なので、今回もE6系側から分割が実施された、という結果だけ聞いていたのかもしれないし、相手はH5系なので、東日本の車両であるE6系だけの情報しか得られなかったのかもしれない。

ただいずれにしても、E6系側に疑いがあるという事を公表したことで、原因があるのはほぼE6系であると言えるかもしれない。

まあこれを言ってしまったがために、最後に質問したどこぞの記者に、E6系に何があったんですか!?なんて声を荒げる原因にもなってしまったわけだが。(うざい記者ほんとやめて欲しい)

 

とりあえず、分離した原因は前回とは異なる原因であることはほぼ確実。

前回の金属片の問題は、触れてしまった連結解除スイッチへの配線をそもそも切り離した対策を行っているため、仮に金属片が残っていたとしても、その連結解除スイッチには電気が流れないので、分離することはない。

ただ、それ以外にも分離する構造は当然残っており、その構造を使って分割併合を行っているわけで、分離するための電気信号が流れる回路があるということ。

何らかの原因でその電気信号が流れ、連結器に空気圧がかかって分離した。

また、走行中はその電気信号が流れないようにもなっているということだが、そのブレーカーも通り抜けて電気が流れてしまったわけで、もしかするとJR側にも分かっていない原因が潜んでいる可能性もある、と言っていた。

これは、原因は分かったとしても、対策に相当の時間がかかるのではと思う。

どんな形であれ、電気信号を用いて分割併合を行っている以上、意図しない電気が流れれば分離してしまう。

そうなると物理的に分割併合するのが一番安全ではあるが、まさか毎回盛岡と福島で、人の手で連結器をロックして、電気信号もつなげて、なんてことをやる暇なんてないわけで。

果たしてどうなるかは今後の調査結果を待つのみだ。

 

あと会見中で分かったのは以下。

・該当のE6系は2013年製造の川崎重工

・前回の分離事故で全車両を調査した結果、金属片が見つからなかった車両

E6系側の運転席に車両の表示があり、普段はE6系E5系(H5系)の表示がされているが、今回非常ブレーキが作動したときはE6系のみ表示されており、運転士はそれで分離されたことが分かった事

・分離したときの速度は60km/h程度

・上野から地上に出たあたりで、上り勾配であった事

 

こんなところかな。

何はともあれ、今後併結運転が行われなくなるので、山形、秋田へ行くのはかなり面倒なことになる。

とりあえず、東北新幹線系統のみ東京直通として残すようだが、併結されない期間が長くなるのであれば、多少は大宮始発にしたとしても、E6系、E8系単独運転の東京方面直通列車を臨時でも仕立てていただきたい。

全列車、福島または盛岡で乗り換えというのは、かなり不便。

1日に数本でも単独直通運転があるだけでだいぶ違う。

大宮まで来れるのであれば、あとは東京でも新宿でも出やすくなるので、本格的に大宮始発を検討してもらいたい。