ほくでんの12月の燃料費調整額が発表された。
自由料金プランの1KWhあたりの燃料費調整額は、9.75円だった。
これはなかなか厳しい価格だ。
従量電灯Bプランの1KWhあたりの燃料費調整額は3.66円なので、その差額は約6円。
北海道の冬は基本的に電気代がかかる時期で、うちは平均500~600KWhになる。
単純に500KWhとすると、燃料費調整額だけで500×9.75円=4875円となる。
従量電灯Bプランだった場合は、500×3.66円=1830円なので、その差額は3045円。
これは確かにかなり痛い。
ただ、以前書いたときには、11月から従量電灯Bにプラン変更することを考えていると言ったが、ちょっとまた別に考えなければならないことが起きた。
従量電灯プランでも値上げの可能性が高まったからだ。
今日時点で、北陸電力と東北電力は、従量電灯プラン(つまり認可の必要な規制料金)の値上げを検討しているとのこと。
早ければ来年の4月から値上げしたいらしい。
その値上げ幅が、3割程度を見込んでいると。
どの料金部分が値上がるのかわからないが、仮に500KWh使っている家の電気料金が2万円だったとすると、2.6万円になるということだ。
これと同じことが、もし北海道電力でも起こるとなると、従量電灯プランはかなり割高になってしまうのではないか。
もし、燃料費調整額の上限を設けないという申請で許可された場合、自由料金プランと土俵が同じになってしまい、確実に従量電灯プランは高くなる。
これは本当にどうなるかわからない状況だ。
うちは、とりあえずエネとくシーズンプラスという、10月までは割安な料金で電気を使えていたので、このままプランを変えずに様子見しようと思う。
11月~2月はかなり割高な電気料金を払わなければならないが、この自由料金プランの電気料金が来年以降も変わらなければ、3月からはまた割安な料金になるので、耐えるときなのかなと思っている。
まさか11月~2月の間だけ従量電灯Bプランに変更し、3月からまたエネとくシーズンプラスに変更するなんて都合のいいプラン変更が出来るのか怪しいもんだ。
なるべく節電を心がけて行こうと思う。
あとは、政府の電気料金支援に期待するしかない。
1KWhあたり7円程度の値引きになるのであれば、500×7円=3500円の値引きになるので、まあだいだい1割程度安くなるというところか。
ただこれも、電力会社への助成金扱いなので、どれだけ契約者側に割引として乗せてくるかは電力会社次第ということで。
燃料費調整額が上がり続ければ、結局は赤字の穴埋めに使われるだけで、契約者側に回ってこない可能性もある。
ガソリンもそうだけど、国民が実感できない支援対策ってなにが支援なんだろう。