いつもの白いさくら

日記がわり

ほくでんの値上げについて

ほくでんが、低圧契約の自由化プランの燃料費調整額の上限を撤廃すると発表した。

現在、上限いっぱいの1KWhあたり3.66円になっているが、原料費は実はさらに上がっていて、上がった分はほくでんがかぶっている状態。

燃料費調整額は、6月ぐらいまで高圧契約とほぼ同じ額だったが、低圧契約が上限に張り付いてからは、高圧契約の燃料費調整額だけ上がっていた。

その高圧契約の燃料費調整額は、9月は6.54円、10月は8.05円にまで上がる。

11月以降だって下がる要素は無いだろうから、さらに上がっていく可能性もある。

 

これはうちにとって大問題で、今は自由化プランのエネとくシーズンプラスというメニューで契約しているので、上限撤廃の対象になるのだ。

もし高圧契約と同じ燃料費調整額だった場合、たとえば400kWh使用すると、上限であれば3.66円×400=1464円だが、8.05円の場合は8.05円×400=3220円となり、1756円の値上げになる。

うちは冬になると500kWh以上使うので、仮に500kWhだとすると2千円以上の値上げ。

今回の燃料費調整額の上限撤廃は12月からということなので、原料費はもっと上がっている可能性もある。

もし10円以上にでもなれば、3千円近い値上げになってしまう。

 

で、これのなにが問題かというと、今回の上限撤廃は低圧の自由化プラン、つまりエネとくポイントプランとか、エネとくシーズンプラスとかが対象で、従来の従量電灯Bは対象外ということになることだ。

自由化プランは従量電灯Bよりも割安の料金メニューだったはずなのに、今回の上限撤廃で、従量電灯Bのほうが割安になってしまう。

現在の3.66円のままであれば、まだ自由化プランの方が安いのだが、6円ぐらいになると従量電灯Bの方が安くなってしまうのだ。

そうなると、もう電力自由化ってなんだったんだ、って感じ。

 

なので、うちは11月までに従量電灯Bに変更することを考えている。

変更できるのかどうかわからないが、ほくでん側でも自由化プランの方が高くなる可能性があると言っているので、変更には応じてくれるだろう。